ドン・ツッキ 阿佐ヶ谷
細いー奥行きがってわくわくする。
予想通り、一人じゃ入りづらいのに異常に居心地の良いお店。
壁に向かって食べるスタイルで、2人客が基本かな。私も今日は友人と一緒なんだ。ふふん。
テーブルも2席くらいあるみたい。細いし窓がないので、タバコがこもる。横の人がタバコ吸うと、苦手な人にはちょっとしんどいかも。
2階の席の頭上に、1階の厨房が映るモニターがあっておもしろい。男女のカップルがこれを見て、あれ私たちのかなーなんて会話をするのだろう。あいにく話すことは尽きない相手なので、そんな甘い意味のない会話はしない。
メニューは壁一面に手書きされた中から選ぶ。どれもこれもおいしそうで、これがいい、って頼んだものは本当にどれもおいしくて、頼む候補にならなかったものは少し高い。
カブのパスタと、オードブル盛り合わせ、サーモンの包み焼き、ムール貝の酒蒸し(セットのパン、一切れじゃ足りない!)、鹿肉(付け合わせの野菜と2色のソース)、それとワイン。全て、おいしかった。話を遮らない料理は貴重だ。
写真を撮れなかったので、食べログより。
しみじみと、みんな生きていればそれでいいんだって話をした。そりゃ辛いことはあるけれど、お世話になった先生は亡くなってしまうけれど、心から大切にしたい人々がどこかで生きている。連絡くれなくても、何かの折になにしているのか聞いて、それで安心する。そして、彼らの起こすエピソードはどれもおもしろい。
今心から会いたい人がいるのですが、いつかここでお酒を飲みたい。きっと今までが嘘のように打ち解けられる気がする。希望的観測。